アジアにおけるカンボジアの経済発展はめざましく、特に近年は、日本企業のカンボジア進出に伴い、就職を目的としたビジネス日本語学習者が増加しています。
新時代を迎えたカンボジアにおける日本語教育は、日本留学や日本研究のためのアカデミックな目的の教育や、観光産業で働くための日本語教育ではなく、これから日本企業で活躍するためのより広い視野と即戦力となる人材を育成するための、ビジネス日本語教育が求められています。
ビジネスマンにとって、ビジネス日本語を習得するには、言語の運用能力ばかりではなく、基本的なビジネス用語の学習、さらに日本企業文化の理解や日本的ビジネスマナーの訓練も不可欠です。
それらを踏まえて、このような新しいタイプの日本語教育を推進するためには、教育や教材の改善も必要ですが、さらに学習者に教育の方向を明示し、学習の指針となるニーズに合った試験制度を実施することが急務であると考えています。習の指針となるニーズに合った試験制度を実施することが急務であると考えています。
口 頭 コミュニケー ション能力 |
ビジネスマンに 必要な 5Sマナー |
ビジネスを 遂行する 実践的な能力 |
ビジネスを 効果的に行う 行動能力 |
・言語能力 ・社会言語能力 ・談話構成能力 ・方策的能力 ・非言語行動 |
・整理 Seiri ・整頓 Seiton ・清掃 Seisou ・清潔 Seiketsu ・ 躾 Sitsuke |
専門用語や日本 の企業文化理解、 マナーに関する知識 なども能力評価の 対象としている。 |
企業活動において 日々直面するさま ざまな問題を解決 する能力に関わる、 あらゆる能力を測定 |
・日本企業へ就職の際のライセンスになります。
・従業員の日本語能力の判定基準となります。
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