カンボジア国内での日本語スピーチコンテストは、2008年6月8日に「カンボジア・日本友好55周年記念行事」の一環として始まりました。ALCが主体となり、日本大使館及びカンボジアにいる日系企業の方々のご協力を得て、スタートしました。このコンテストは、カンボジア国内の高校対抗のスピーチコンテストであり、予選を経て優勝した学生は日本で行われる「海外高校生による日本語スピーチコンテスト」に参加する権利を獲得できるのです。
現在は青年教育スポーツ省とALCが主体となり、約40校以上の現地高校からの生徒たちが毎年集っております。実行委員会も主に過去に参加した生徒たち、そしてALC STAFFを中心に、自主的に大会を構成・指揮しています。カンボジア国内で唯一の、全国的であり、歴史を有しているスピーチコンテストです。
「第5回高校対抗日本語
スピーチコンテスト」
第16回海外高校生によるスピーチコンテストの予選となる、ALC主催・第5回高校対抗日本語スピーチコンテストがCJCCにて5月27日に盛大に行われました。予選会を通過した計9校のスピーチとパフォーマンスによる、レベルのかなり高い激戦の末、フンセンセレイピァップ高校:ヘン・リモニックさんの「日本が大好き」がスピーチ部門にて優勝。バトック高校:音楽隊による「カンボジア音楽」がパフォーマンス部門において優勝いたしました。おめでとうございます!
スピーチ部門
一位:フンセンセレイピァプ高校 - ヘン リモニックさん
"日本が大好き"
賞金(100$)、トロフィ-、金メダル、世界大会代表参加賞、優先入学(ALC奨学金)賞、電子辞書、ANA航空券-を獲得。
二位:バットク高校 - テープ ソティーさん
"カンボジアと違う日本の文化"
トロフィー、銀メダル、賞金(100$)、Mp3player-を獲得。
三位:プラシソワット高校 - カン ボンパニャさん
"僕の好きなカンボジア"
トロフィー、銅メダル、賞金(100$)、携帯電話-を獲得。
ワットコース高校 - ソック ヴィンダーさん
”子供たちの笑顔”
チェシムサマキー高校 - ノーヴ クンティアーさん
”勉強は私の宝”
チェシムサントウモク高校 - ルオシ チャントラーさん
”ロボットのエンジニアになりたい”
カンボジア日本友好学園 - チャン ポンさん
”日本語を勉強する目的”
ヘンソムリンプレイロヴィエ高校 - レン スレイネットさん
”プノンペンの環境問題”
トゥルトムプーン高校 - エン キムハクさん
”将来の夢”
参加賞として "Catch the wave" -Def Tech (CD)、
4色ボールペン-を獲得。
パフォーマンス部門
一位:バットク高校 - 10名の友人(ボーイスカウト)
演奏:カンボジア音楽
銀皿(大)、ANAグッズ-を獲得。
二位:トゥルトムプーン高校 - 本人と5名の友人による歌唱
日本の歌:"あゆみ"
銀皿(中)、ヘルメット-を獲得。
三位:ヘンソムリンプレイロヴィェ高校 - 8名の友人による演技
演劇:”環境を守りましょう”
銀皿(小)、ポンチョ-を獲得。
ワットコース高校
日本の歌:”涙そうそう”
チェシムサマキー高校
演劇:”お母さん!私学校に行きたい!”
チェシムサントウモク高校
演劇:”君と僕の夢”
カンボジア日本友好学園
プレゼンテーション:がんばれ!友好学園
フンセンセレイピレップ高校
ダンス:”Cry, Cry"
プラシソワット高校
演劇:六月一日子供の人権の日、学校に連れて行こう!
「第15回海外高校生による日本語スピーチコンテスト」が川崎ソリッドスクエアーホールにて行われました。2010年7月25日、暑い日本に世界からえらばれた海外の高校生が集いました。厳しい予選会を2回潜り抜けたカンボジア代表:ボリット君(高校三年生)はトップバッターで緊張していましたが、見事に“お金の影響”というスピーチを元気にやりとげました。結果は審査員特別賞でした。やりとげたボリット君のさわやかな笑顔が、とても印象的でした。
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